Xserver セットアップ

スタンダード、プレミアム、ビジネス プラン

Xserver でwpportalを使用するためのセットアップ手順です。 SSH接続が利用可能なスタンダードプラン以上を対象としています。

Xserver固有の注意点

  • SSH接続はスタンダードプラン以上で利用可能です
  • root権限がないため、WP-CLIはホームディレクトリにインストールします
  • サーバーパネルからSSHを有効化する必要があります

1 前提条件

以下の環境が必要です。

  • Xserver スタンダードプラン以上のアカウント
  • WordPressがインストール済み(簡単インストールでOK)
  • サーバーパネルへのアクセス権限

対応プラン: スタンダード、プレミアム、ビジネス
※ エコノミープランではSSH接続が利用できません

2 SSHを有効化

XserverのサーバーパネルからSSH接続を有効にします。

  1. 1

    サーバーパネルにログイン

    Xserverアカウントからサーバーパネルにアクセス

  2. 2

    「SSH設定」をクリック

    アカウント欄にあります

  3. 3

    「ONにする」をクリック

    SSH接続が有効になります

項目
ホスト名 svXXXX.xserver.jp(サーバー番号)
ポート番号 10022
ユーザー名 サーバーID(例: xs123456)

3 wpportalでホストを登録

  1. 1

    wpportalにログイン

    ダッシュボードにアクセスします

  2. 2

    「SSHホスト管理」→「新しいホストを登録」

  3. 3

    ホスト情報を入力

    項目
    ホスト名 Xserver
    SSHホスト svXXXX.xserver.jp
    SSHポート 10022
    SSHユーザー名 xs123456(サーバーID)

    重要: XserverのSSHポートは 10022 です(標準の22ではありません)

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    「登録」をクリック

    SSH公開鍵が自動生成されます

4 SSH公開鍵の設定

Xserverでは、サーバーパネルから公開鍵を登録できます。

  1. 1

    wpportalで公開鍵をコピー

    「SSH公開鍵を表示」ボタンから公開鍵を取得

  2. 2

    サーバーパネルで「SSH設定」を開く

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    「公開鍵登録・更新」タブを選択

  4. 4

    公開鍵を貼り付けて「確認画面へ進む」

    wpportalからコピーした公開鍵を貼り付けます

  5. 5

    「登録する」をクリック

  6. 6

    wpportalで接続テスト

    「接続テスト」ボタンで接続を確認します

ヒント: 既に公開鍵が登録されている場合は、既存の鍵の末尾に改行を入れて追加してください。 1行につき1つの公開鍵を登録できます。

5 必要ツールのインストール

SSH接続してWP-CLIとjqをインストールします。Xserverではroot権限がないため、ホームディレクトリにインストールします。

SSH接続

ssh -p 10022 xs123456@svXXXX.xserver.jp

WP-CLI のインストール

# binディレクトリを作成
mkdir -p ~/bin

# WP-CLIをダウンロード
curl -O https://raw.githubusercontent.com/wp-cli/builds/gh-pages/phar/wp-cli.phar

# 実行権限を付与
chmod +x wp-cli.phar

# binディレクトリに移動
mv wp-cli.phar ~/bin/wp

# PATHに追加(.bashrcに追記)
echo 'export PATH="$HOME/bin:$PATH"' >> ~/.bashrc
source ~/.bashrc

# 動作確認
wp --info

jq のインストール

Xserverには標準でjqがインストールされていない場合があります。バイナリを直接ダウンロードしてインストールします。

# jqをダウンロード
curl -L -o ~/bin/jq https://github.com/jqlang/jq/releases/download/jq-1.7.1/jq-linux-amd64

# 実行権限を付与
chmod +x ~/bin/jq

# 動作確認
jq --version

確認: which wpwhich jq で、それぞれ ~/bin/wp と ~/bin/jq が表示されればOKです。

6 スクリプトの配置

wpportalのスクリプトをサーバーに配置します。

# スクリプト用ディレクトリを作成
mkdir -p ~/scripts/config

# スクリプトをダウンロード
cd ~/scripts
curl -O https://wpportal.fizzly.jp/downloads/update.sh
curl -O https://wpportal.fizzly.jp/downloads/snapshot.sh
curl -O https://wpportal.fizzly.jp/downloads/http_post.php

# 実行権限を付与
chmod +x update.sh snapshot.sh

7 設定ファイルの作成

サイトごとに設定ファイルを作成します。XserverのWordPressパスに注意してください。

WordPressのパスを確認

Xserverの簡単インストールを使用した場合、WordPressは以下のような場所にインストールされます。

インストール先 パス
ドメイン直下 /home/xs123456/example.com/public_html
サブディレクトリ /home/xs123456/example.com/public_html/wp
サブドメイン /home/xs123456/blog.example.com/public_html

設定ファイルの例

~/scripts/config/example.env

# サイト設定ファイル

WP_PATH="/home/xs123456/example.com/public_html"
WP_URL="https://example.com"
API_KEY="(wpportalで発行されたAPIキー)"
API_URL="https://wpgui01.fizzly.jp/services/api/v1/updates/"
# 設定ファイルのパーミッションを設定(セキュリティのため)
chmod 600 ~/scripts/config/*.env

8 wpportalでサイトを登録

  1. 1

    ダッシュボードで「新しいサイトを登録」

  2. 2

    サイト情報を入力

    項目
    サイトURL https://example.com
    サイト名 メインサイト
    ホスト (登録したXserverホストを選択)
    update.shコマンド ~/scripts/update.sh --site example --production
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    「登録」をクリック

    APIキーが自動生成されます

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    APIキーを設定ファイルに追記

    発行されたAPIキーを ~/scripts/config/example.env の API_KEY に設定

9 動作確認

手動でスクリプトをテスト

# ドライラン(更新確認のみ、実際には更新しない)
cd ~/scripts
./update.sh --site example --production --dry-run

ダッシュボードから確認

  1. 1 ダッシュボードでサイトの「更新情報を取得」ボタンをクリック
  2. 2 更新状況が表示されれば成功です

セットアップ完了!
これでwpportalからXserver上のWordPressサイトを管理できるようになりました。

トラブルシューティング

SSH接続できない

  • サーバーパネルでSSHが「ON」になっているか確認
  • ポート番号が 10022 になっているか確認
  • 公開鍵が正しく登録されているか確認

wpコマンドが見つからない

  • source ~/.bashrc を実行してPATHを更新
  • echo $PATH で ~/bin が含まれているか確認

WP-CLIでエラーが出る

  • PHPのバージョンを確認: php -v
  • WordPressのパスが正しいか確認